フローリングの中には合板製のタイプがあり、このタイプの場合では傷みが広がってしまうことがあります。無垢材などを利用しているタイプとは異なり、表面に木目のプリントが施されているので、傷みが広がってしまうと周囲との色の違いが大きく出てしまうことが特徴です。このような状態では見た目上として綺麗に見せることができないので、フローリングの修理を行うことを必要に感じる場面があります。狭い範囲であれば簡易的に補修を行うこともでき、DIYなどでも施工する方法も用意されています。
しかし、ある程度の広範囲の腐食などを起こしてしまっている場合や、目立った傷が広範囲に広がっている場合では、プロの専門業者に修理を依頼する方法で、問題を解決することができます。プロが実際に行っているフローリングの修理の方法に関しては、常に状態を把握した上で、最適な方法を選択することになりますが、例えば傷が深い場合や、広範囲にわたって腐食を起こしている場合では、パテを用いる方法を選択する場合も見られます。パテは木材用として利用することができ、乾燥後に表面を研磨することで滑らかな状態を保つことができます。研磨後にはエアガンなどを利用して、周囲の木材のカラーリングに合わせて塗装を施すことになり、最終的な仕上げとして木目を別途入れることを行う方法があります。
この方法は素人では非常に難しい作業になり、ある程度の熟練度が必要とされる内容ですが、プロに任せた場合では、周囲との違いが分からないほどの完成度を保った施工を済ませることができます。